2024年9月3日(火)学校法人ハッピー製菓調理専門学校にて
秋季洋菓子講習会が行われました。
講師は千葉県習志野市「ル・パティシエ ヨコヤマ」の
鈴木 澪 氏と大川 美里 氏。
今回の講習会のテーマは
「グラン・ガトー部門上位入賞者が考える 味の引き出し方」。
昨年のジャパンケーキショー東京にて
鈴木氏は連合会会長賞、大川氏は大会会長賞という
上位二つの賞を受賞されています。
今回は両氏に2品ずつデモンストレーションをしていただきました。
まずは大川氏の受賞作品「ラフラバ」から。
センターには苺のジュレとココナッツクリーム、
キャラメルのブリュレの3層で構成。
底生地はダックワーズ。
ココアフレーバーでかなりしっかりとした質感の生地です。
続いてムースショコラキャラメル。
しっかり焦がしたキャラメルがベースのチョコレートムースです。
さらに底面に食感となるクルスティアンを敷き、グラサージュで仕上げています。
繊細なチョコレートの飾りとゼラチンで作ったというオーナメントでデコレーション。
いちごとココナッツ、キャラメルの風味が食べ進めるごとに変化を与え
食べていてとても楽しい組み合わせのケーキでした。
続いて2品目は「ピーナッツサブレ」。
ピーナッツプードルを生地に混ぜ込み薄く焼き上げ、
間にはピーナッツの粒感を残した
ミルクジャムをサンドしています。
サクッと軽い食感にザクッとピーナッツの食感、
なめらかなクリームのバランスがとて良い焼菓子でした。
次の記事では鈴木氏のデモンストレーションの様子を
お伝えしていますのでそちらもご覧ください!